1981年、ニューヨーク・シティー・マラソンに参加したクリス・ブラシャーとジョン・ディズリーがロンドンにもマラソンをと奨励したのがロンドン・マラソンの始まりです。現在では35,000人が参加する大イベントとなりました。コースはグリニッジ・パークからバッキンガム宮殿前までの42.196キロ〈26.385マイル)。午前9時に、一流選手女子、車椅子走者、一流選手男子、そして一般参加者と時差をつけて続きます。勝つためにトレーニングを積んでレースに臨む一流選手もいれば、自らの体力への挑戦のために走る人もいます。そして、チャリティーのために参加する人も沢山います。観客は好きな走者に寄付し、その寄付金は走者が選んだチャリティー団体に送られるという仕組みです。早い人は2時間でゴールしますが、遅い人はゴールするまで、数日かかります。それでもOKなのが、ロンドン・マラソンなのです。
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